はじめに

ワラジムシやダンゴムシを、アナタの元へ

三日坊主の店では、啓運庵(ケイウンアン)と称して
運を(啓)ひらく庵へと進化を致します。
可愛らしく色鮮やかなワラダン達を多数用意しております。
飼育の不安や疑問等もご遠慮なくお聞かせください。
時間の許す限り対応させていただきますのでご安心を。

[購入について]
イベント価格よりは高いと思われる方も居りますでしょうが、
三日坊主の店では、購入前後のフォローに重きを置いてます。
気になる点は、ご遠慮なくメールやメッセージ等でお願いいたします。

[発送について]
三日坊主の店では、宅急便を使わせていただいてます。
専用箱や発泡スチロール箱を使用し、季節に応じてカイロや保冷剤等を入れて梱包いたします。
送料が高くつきますが、なにより安全に成体を送らせていただくためなので、ご了承お承願います。

[成体の放棄]
海外産の成体を国内で放棄してしまいますと、最悪の場合環境破壊へと発展してしまいます。
購入成体は終生、お手元にて飼育いただきますようお願い申し上げます。
また、飼育ケースのリセットをする場合も、小さな幼体が床材に混入する場合がありますので、
床材をそのまま破棄せず、完全乾燥させるか電子レンジ等で加熱処理後お捨てください。
※三日坊主の店では、お引き取りにも対応いたします。


【ワラジムシ・ダンゴムシ豆知識】

◎ワラジムシ(草鞋虫、鼠姑、蟠)は、甲殻綱ワラジムシ目ワラジムシ亜目ワラジムシ科に属する動物の一種のこと、あるいはワラジムシ亜目のかなりの種を総称する呼び名である。

種としてのワラジムシ (Porcellio scaber) は、体長12mm程度の動物で、人家周辺の石の下や草の間の地面に普通に見られる。体は灰色がかった褐色、上から見ると楕円形で、ダンゴムシとは異なり前後が狭まる。また、背中はなだらかに盛り上がるだけで、やや扁平な動物である。
体は頭部と胸部、腹部に分かれ、頭部からはやや発達した第2触角が伸びる。胸部は体の八割ほどを占め、7対の体節と付属肢が確認できる。腹部は幅狭く、末端には尾肢が一対、短い角のように突き出る。
ヨーロッパ原産で、世界各地に広がり、日本では本州中部以北および沖縄に見つかっている。近似種も多い。

広義のワラジムシ
この属や科だけでなく、ワラジムシ亜目ほぼすべてを含んでしまう。
以下のワラジムシ亜目のうち、フナムシ科に海岸でよく見るフナムシ、森林土壌にも出現するヒメフナムシがあり、最後の3科にいわゆるダンゴムシが含まれる。それ以外のものはすべて「ワラジムシ」の呼称で呼ばれている。むしろワラジムシ相(動物相の一部としての)と言えば、ダンゴムシなども当然含まれているものとして扱われることが多い。

フナムシ科 Ligiidae
ナガワラジムシ科 Trichoniscidae
ヒゲナガワラジムシ科 Olibrinidae
ウミベワラジムシ科 Scypacidae
ヒメワラジムシ科 Philosciidae
ホンワラジムシ科 Oniscidae
ハヤシワラジムシ科(トウヨウワラジムシ科) Trachelipidae
ワラジムシ科 Porcellionidae
コシビロダンゴムシ科 Armadillidae
オカダンゴムシ科 Armadillidiidae
ハマダンゴムシ科 Tyloidae

現在世界で1,500種が知られる。日本でも100種ほどが知られていると言うが、実際には400種あるかもとも言われている。1980年代くらいまでほとんど手つかずであった研究が現在は進行しており、多くの新種が確認されつつある。


◎ダンゴムシ(団子虫、英:wood louse, pl. wood lice)とは、ワラジムシ目(等脚目)の動物のうち、陸生で刺激を受けると丸くなる習性を持つものを指す。一般に「ダンゴムシ」と呼ばれるものはオカダンゴムシである。
広意の土壌に生息して分解者の役割を担っており、土壌形成上一定の役割を果たしているものと考えられており、食性と生態から自然界の分解者という要素が強い。

オカダンゴムシ科 Armadillidiidae
オカダンゴムシ属 Armadillidium
オカダンゴムシ A. vulgare
ハナダカダンゴムシ A. nasatum
ハマダンゴムシ科 Tylidae
ハマダンゴムシ属 Tylos
ハマダンゴムシ T. Granulatus
コシビロダンゴムシ科 Armadillidae
コシビロダンゴムシ属 Sphaerillo
コシビロダンゴムシ

日本では海岸線、特に砂浜ではやや大型のハマダンゴムシがあり、森林の土壌ではやや小型のコシビロダンゴムシがある。オカダンゴムシが多分ヨーロッパ原産の帰化動物であるのに対して、これらは土着種である。コシビロダンゴムシについては研究がほとんど進んでおらず、どれだけ種類があるのかさえよくわかっていない。コシビロダンゴムシよりは分類研究が進んでいるワラジムシでも、新種が次々に出ている現状から推しても、コシビロダンゴムシにもかなりの種数が存在する可能性がある。全般的に暗所や夜の方が活動が活発である。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』